fourspeedのブログ

埼玉県川口市で独りレザージャケットを作り続けています。

BIKEとLEATHER JACKET

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 最近、いろいろな事故の話を耳にします。
 motoGPのmoto2クラスでは、19歳の富沢選手が命を落とされました。

 弊社には、何故かお盆の頃から
 「良く、命を落としませんでしたね」
 と、コチラが感心してしまうような事故を体験されたお客様が何名も来店されています。

 又、ある業界の裏話では、実は何人もの方が表沙汰にならずにお亡くなりになっている。
 という話も耳にしました。
 (「良く大丈夫だなぁ」、といつも感心していた業界の話ですが、実際は全く大丈夫じゃなかったという話でした。)

 そんなお客様達が、皆様声を揃えて言われる事がいくら暑くても肌を隠してバイクに乗るという事です。

 たまたまレインコートを着ていたのでバイクは全損したけど身体はかすり傷で済んだ。というお客様がいます。
 目の前で大型トラックが、突然Uターン(飲酒運転だそうです)してきて避ける間も無く突っ込んだというお客様は、革ジャン革パン、エンジニアと革をフルセット着ていたので命は助かったという話も聞きました。
 ビルの4階から転落したのに、たまたま普段はかぶらないヘルメットをあご紐をしっかり掛けていた為に命が助かったというお客様がいます。
 どの話もディープで重いものでした。
 
 そんなお話を聞く中、私はCUBで車の巻き込みに合いました。
 その日は、なんだか嫌な予感がして照りつける太陽の下、長袖のシャツを着て走っていたので仕事に大切な腕はほんのかすり傷でしたが、下は膝下丈のショートパンツだったのでけっこう大きな擦り傷を作りました。
 私も車も20km位で走ってたのに、怪我はしっかりしています。(まあ、擦り傷ですけどね)

 そんな私ですので、説得力が無いのは承知しておりますが、
 バイクに乗る時はなるべく製品を身に付けましょう。革は風圧からも耐摩擦からも身体を守ります。
 そして、ヘルメットはあご紐までちゃんと締めましょう。

 自己責任なのは確かですが、事故の相手も忘れる事の出来ない傷を負ってしまうと思います。

 富沢選手も悲痛ですが、富沢選手を轢いてしまった選手も深い傷を負った事は確かな事だと思います。

 涼しい風をやっと感じる事が出来る今日だからこそ、自分に言い聞かせながらここ数日間思っていた事を書いてみました。
 
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 FOURSPEED LEATHERS 須山哲也