ZIPの扱いは丁寧に
革は強いんです。
引っ張っても破けないし、踏みつけても破れませんね。
引っ張っても破けないし、踏みつけても破れませんね。
ZIPは、金属で出来ているので強度が非常にあると思われている方がいらっしゃいます。
でも、考えてみてください。
あの厚さの合金を曲げる事は、できますよね、
そして、踏みつければつぶす事もできますね。
でも、考えてみてください。
あの厚さの合金を曲げる事は、できますよね、
そして、踏みつければつぶす事もできますね。
そうなんです。
ZIPは、どう考えても革より弱いんです。
でも革と比べたらですよ、あくまで。
ZIPは、どう考えても革より弱いんです。
でも革と比べたらですよ、あくまで。
以前、ZIPのデザイナーをされてる方と話をする機会があり
その時に聞いてみたんです、
その時に聞いてみたんです、
「革に負けないZIPを開発する事は可能でしょう。
でも、作ったはいいけど強度が強すぎて普通の綿やウールで作られた衣服に使えなくなる。
素材が限定されると製造個数が極端に少なくなる。
そうすると、開発費や製造工賃を考えると、とてもペイ出来ないんだよ。」
でも、作ったはいいけど強度が強すぎて普通の綿やウールで作られた衣服に使えなくなる。
素材が限定されると製造個数が極端に少なくなる。
そうすると、開発費や製造工賃を考えると、とてもペイ出来ないんだよ。」
との事、
そうなんです、
デザインも皆が同じ物を使うわけではありませんし
1個1個手作りしているなんて事はありません。
デザインも皆が同じ物を使うわけではありませんし
1個1個手作りしているなんて事はありません。
だから現存する中で、強度がありデザインが気に入った物を使うしかないのです。
しかし上記した件は、あくまでも革と喧嘩させた場合です。
大切に扱えば機械で作られた物なのですから壊れません。
金属で出来てますので強いのです。
大切に扱えば機械で作られた物なのですから壊れません。
金属で出来てますので強いのです。
では、どうすれば良いのか。
まず、しっかりはめてから真っ直ぐ引っ張りましょう。
とにかく、これが一番大切です。
とにかく、これが一番大切です。
差込側をスライダーの一番奥まで真っ直ぐはめる、(これをしてない方が沢山いらっしゃいます)
その際に横に引っ張る力を起こさない事(斜めに無理して入れない事)。
そして、真っ直ぐ上げ下げしましょう。
その際に横に引っ張る力を起こさない事(斜めに無理して入れない事)。
そして、真っ直ぐ上げ下げしましょう。
写真のように引き手(革がZIPについてますよね、それです)がついていると
引きやすくなるので、斜めに引張り勝ちになります。
手袋なんてはめていると余計にその傾向があります。
引きやすくなるので、斜めに引張り勝ちになります。
手袋なんてはめていると余計にその傾向があります。
そうすると、一発で駄目になる事もあります。
大丈夫だったとしても、徐々に金属にクラックが入り
気が付いたら噛み合わなくなるのです。
大丈夫だったとしても、徐々に金属にクラックが入り
気が付いたら噛み合わなくなるのです。
さらに、しっかりはめないで引っ張ることにより付け根に無理な力が集中し
写真のように、差込口が破れやすくなります。
写真のように、差込口が破れやすくなります。
完全な状態でZIPを組み合わせればそう壊れる物では無いのです。
フロントや袖口のZIPは斜めに引っ張りやすいんですよね、だから一時修理が集中しました。
納品その日に、壊れた事もありました。
ZIPの製造会社の方の相談した所、引き手のせいだと思うと返事を頂きました。
その時から、fourspeedは、袖口に引き手を付けるのを辞めました。
結果は直ぐ出て、修理が極端に減りました。
納品その日に、壊れた事もありました。
ZIPの製造会社の方の相談した所、引き手のせいだと思うと返事を頂きました。
その時から、fourspeedは、袖口に引き手を付けるのを辞めました。
結果は直ぐ出て、修理が極端に減りました。
フロントのZIPも引き手は、本当は無くした方がいいのです、
でも、あった方がかっこいいし、無いとなんとなく見た目しまらないんですよね。
でも、あった方がかっこいいし、無いとなんとなく見た目しまらないんですよね。
だから、引き手はアクセサリーと思い、あまり使わないでください。
いいですか、1発で駄目になる事もあるのです。
革は、後から自在にいじれると思っている方もいらっしゃいますが
そんな事はありません。
必ずどこかにダメージが残ります。
革は、後から自在にいじれると思っている方もいらっしゃいますが
そんな事はありません。
必ずどこかにダメージが残ります。
ZIPを大切にすれば、革製品の寿命もグンと延びます。
そうそう、ドットボタンも真っ直ぐ付けはずしする習慣をつけましょう。
革は強いのです。機械の力で加工された物より強いんです。
そうそう、ドットボタンも真っ直ぐ付けはずしする習慣をつけましょう。
革は強いのです。機械の力で加工された物より強いんです。
めんどくさいけど習慣をつけましょう。
fourspeed leathers 須山哲也
有限会社フォースピード
〒165-0027 中野区野方2-69-5関谷ビル1F
Tel:03-3387-4929Fax:03-5501-9682
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