fourspeedのブログ

埼玉県川口市で独りレザージャケットを作り続けています。

2008年モデルのR6と革ジャン

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先日。YAMAHAのR6.2008モデルを愛車とされたお客様が革ジャンを注文してくれた。
バリバリおろしたてのスーパースポーツのお客様は始めてである。
なんと、いっても2008年の2月初旬にデリバリーが始まったばかりのバイクである。

私は、以前よりそんな方々にも革ジャンを着てもらいたいと思っていた。
革ジャンを求めに来るお客様は、ハーレー乗りとカワサキ乗りの方が圧倒的に多いけど
ドカティに乗ってる方もモトグッチトライアンフ、もちろんホンダ、ヤマハ、スズキ
に乗ってる方達もfourspeedで革ジャンを作ってくれている。
バイクに乗ってない方だってオーダーで作ってくれている。

何を言いたいかというと
「バイクに乗るなら革ジャン着ましょう」
ということである。

もちろん、ツナギを着れば良いだろ。という人もいるだろうけど
街中歩くのちょっと恥ずかしいでしょ。

革は風を受け止めてくれる。その為、体の疲れを軽減してくれる。
ウィンドブレーカーだってそうだ。と言う人もいるだろうけど、これが違う。全く違う。
化学繊維のウェアーは風が当たるとバタツク、このバタツキの音や振動が体力を奪う。

それに比べ、革はちゃんと受け止めてくれる。長く乗れば乗るほど疲労度の違いは顕著になる。

そして、転倒時も体を守ってくれる、もちろん革によってその耐久性は変わるけど

何より、着込まれて体の一部になった革ジャンはかっこいい
まあ、結局はここなんだけどね、

全国のバイク乗りの皆さん
「ハーレー乗って無いんですけど・・・」
なんて、恥ずかしそうに言う事ありません。
バイクが好きならいいんです。
事情があってバイクが嫌いな人なら
が好きならいいんです。

どこかのデザイナーがエコの為に
天然皮革の使用をやめて合成皮革の使用をするようになったそうだ
エコなんだそうだ

何かが違うだろ
一部、毛皮を取るだけ革を取るだけに育てられてる動物の物を使うのはどうかと思うが
少なくともfourspeedではそんな原料を使っていない
と、言うより合成皮革って結局、作らなくても良い物を作ってる訳じゃ無いのだろうか
それを、ワンシーズンだけ着るために使って、長年愛用出来る天然皮革を使わないのがエコなんだろうか

なんか、今の世の中、言ったもん勝ちになっててやだなぁと思う今日この頃でした。

さて、カブに乗ろうと自転車に乗ろうと、車椅子に乗ろうと、その人に合った革ジャンを
私は作ります。
もちろん、お金は掛かります。
やれば、やるほどお金は掛かるけど、それ以上の物を必ず作り出します。

革は愛する事ができる素材である
なかなか無いよ、他には。

だから、何を言いたいかというと、なんだか分からなくなってきたから
革ジャンを着ましょうあたりで、しまらないけど〆。

fourspeed leathers 須山 哲也

有限会社フォースピード
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