今度は滅茶苦茶タイトなレザーパンツに挑みます
私が、洋服の勉強をしたのは、渋谷の桑沢デザイン研究所です。
学校で教えてくれたのは女性服でしたので、学生時代は女性服を作ることしか考えていませんでした。
20年以上経った今、
今の仕事のお客様は、何故か男前な方ばかりになっております。
不思議ですね。
しかし、1~2年に一人くらい女性の方からの注文が入ります。
今回のパンツオーダーもそんなお一人です。
このお客様、普段履かれているデニムのサイズはレディスの23インチ。
それを「更に細くした革パンが欲しい!」そうです。
そんなサイズ、どこに行っても既製服で見つけられません。
そこで、私の出番です。
もう、頭の常識をくつがえさないといけませんので
履かれているパンツをお借りしてサイズを確認しながら型紙を製作しました。
そしてお客様と話し合いの上、まずは布で作ってチェックしてみる事にしました。
トワルチェックって言いましたっけ?
作ってビックリ、私の手が通りません。
「しばらく足が曲がらねえぞコレ!」
と思いましたが、これを履き続けたらとんでもなくかっこよいシワの入るなぁ、と嬉しくなってきました。
もうかっこいいと思える革ジャンや革パンを作れれば何もいらないぜ!
な気分で最近は過ごしております。
うん、楽しみだ。
FourSpeed LEATHERS 須山哲也
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