ROAD MASTER の原点 CWJ-01V
そして2年目の2001年にこのポリスマンジャケットの製作を始めました。
その1年の間には、革ジャンを解体し、型紙を何回か書き直し、製作方法を考えていたのです。
そのジャケットは[CWJ-01V]という品番で呼ばれていました。
その1年の間には、革ジャンを解体し、型紙を何回か書き直し、製作方法を考えていたのです。
そのジャケットは[CWJ-01V]という品番で呼ばれていました。
今回、その最初期に作られたジャケットがZIPの交換修理でやって来ました。
この袖の落ち具合。前方40度位しか上がらないヴィンテージ仕様です。
ZIPも朝日ファスナーさんのオリジナル刻印スライダーを使用しています。
(朝日ファスナーさんもこの後、マッコイさんなどからエキスを注入されヴィンテージの臭いがするものをどんどん作っていかれるようになります。)
後姿も、今のROADMASTERと似てはいますがその着心地は明らかに違います(当社比)
左後肩部分のパーツに茶芯の色がなんとも言えない感じに出てきています。
いつも思うのです。
毎日、ジャケットを縫い続けていると技術は日に日に洗練されて行きます。
でも、このジャケットが縫われた頃にはあった
「とにかく縫っちゃえ」
みたいな感じで縫う事によって出来るなんとも言えない荒々しい表情は徐々に無くなっていきます。
この袖の落ち具合。前方40度位しか上がらないヴィンテージ仕様です。
ZIPも朝日ファスナーさんのオリジナル刻印スライダーを使用しています。
(朝日ファスナーさんもこの後、マッコイさんなどからエキスを注入されヴィンテージの臭いがするものをどんどん作っていかれるようになります。)
後姿も、今のROADMASTERと似てはいますがその着心地は明らかに違います(当社比)
左後肩部分のパーツに茶芯の色がなんとも言えない感じに出てきています。
いつも思うのです。
毎日、ジャケットを縫い続けていると技術は日に日に洗練されて行きます。
でも、このジャケットが縫われた頃にはあった
「とにかく縫っちゃえ」
みたいな感じで縫う事によって出来るなんとも言えない荒々しい表情は徐々に無くなっていきます。
ヴィンテージのなんとも言えない味のある雰囲気のジャケットを解してみたら酷い作り方だった!
なんて事を、今まで何回も経験しております。
しかしその酷い作りが、実はなんとも言えない雰囲気を出している源だったりする事があるのです。
なんて事を、今まで何回も経験しております。
しかしその酷い作りが、実はなんとも言えない雰囲気を出している源だったりする事があるのです。
もちろん、緻密に計算された上に縫い上げられてるであろうジャケットも数多く見られました。
10年先はどんなジャケットを私は縫っているんでしょう。
このジャケットを修理しながら、後20年は縫い続けたと思いました。
63歳だからもうちょっといけますかね。
10月11日発売のVIBES11月号に、職人さんとして私が紹介されているはずです。
まったく内容がチェックできていませんのでドキドキしてますが(嘘です)、是非ご覧ください。
今より3キロ余計な肉が体にあった時に撮影して頂いたので、
「お腹が目立たないように撮影してください」
とカメラマンさんにはお願いしたのですが、果たして!
まったく内容がチェックできていませんのでドキドキしてますが(嘘です)、是非ご覧ください。
今より3キロ余計な肉が体にあった時に撮影して頂いたので、
「お腹が目立たないように撮影してください」
とカメラマンさんにはお願いしたのですが、果たして!
FourSpeed LEATHERS 須山哲也