キーホルダーに真鍮スタッズ

　キーホルダー　別注真鍮スタッズ　品番：ＳＫ－６１　５０４０円

　世の中では（と言ってもほとんど私の話です）、
　真鍮ひとつとってもいろいろな事が起こります。

　「これ、真鍮」
　と言われた物が、使い込んだらニッケルに真鍮メッキをかけたものだったり
　ニッケル色の物が、元は真鍮でニッケルメッキだっり。
　真鍮製の物に真鍮メッキをかけてくすむのを防いでいたり。
　それに慣れきって、メッキがかかって無い真鍮製のものを長期保管してたら
　すっかり光沢を失って緑青が出てたり。
　それを見つけて「あちゃ～」とやってたら
　「あっ、それがいい！」
　と、気に入ってくれる方があったり。

　おもしろいのです。

　ちなみに、真鍮メッキや黒艶消しメッキは使い込むと剥がれてくるのですが
　ニッケルメッキはなかなか剥がれません。

　「どうして？」
　なんて、私には聞かないで下さい。
　「強いからでしょ。」
　みたいな、アバウトな答えしか返せません。

　使い込むとなんとも味のある質感になる真鍮。
　使う前は、純金とは違うギラギラ感漂う金色を輝かせる真鍮。
　メッキが剥げて、ニッケルが見えてきてるのも、それはそれで「これもいいじゃん」と思う真鍮メッキ。
　どれもいいですね。

　じゃあ、このスタッズはどうなんだ？
　と言われたら

　「それは、使ってからの楽しみにしてください」

　と、スマートにお答えします。

　決して仕入れたのが忘れてしまう位前の事なので覚えて無い訳ではありません。

　（確か、種類によって混在してた気がする）

　FourSpeed Leathers 須山哲也

　http://www.4speed.co.jp/