fourspeedのブログ

埼玉県川口市で独りレザージャケットを作り続けています。

レザーパンツの型紙

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 革ジャンはデザインから納品まで私一人で作業しておりますが
 レザーパンツの縫製は、fourspeedのウォレットやバックを製作してくれてるK氏にお願いしております。
 サイズのオーダーが入ると写真のように型紙を青焼きして
 出っこみ引っ込みを注文に合わせて書き直します。

 型紙の線というものには、自分なりのこだわりがありますので自分の感覚通りに引けた線には思わず、
 うっとりとしてしまう時もあります。
 
 最近の洋服作りのパタンナーさんは、この型紙の製作も全てパソコン頼み
 小さい画面で修正するようになっております。そしてプリンターで印刷。
 データを入れておくと数字を入れるだけで補修してくれるようになっております。

 まあ、そんなシステムを入れるお金が無い。という理由もあるのは確かなんですが
 私は原寸大のものを自分の手を使い描いていくことにこだわりたいと常々思っております。
 フリーハンドで描かれるラインに、デジタルで作ったラインがかなう訳が無い!な~んてね。
 1mmのズレなんてものは製作過程でかんたんに生じてしまいますが
 型紙を作る際にはその1mmのズレにもこだわっていくのが必要だと思っております。

 まあ、そんな偉そうな事言ってもたまに5cmくらい長さが合わない型紙を作り
 K氏に2度手間を取らせてしまう事もありますが。    反省。

なんて事を午前中に書いたおかげか昨日出した指示が間違いだった事が判明。危なかった~

 fourspeed leathers 須山哲也