HENDERSON

　何故か毎日が忙しいのです
　こんな季節なので、「革ジャン大変ですね」なんて言われる事が良くありますが、
　仕事には一段落なんてものは無く(年中秋冬企画のせいでしょうか）、
　なにより、私事でいろいろな事があるのです。
　私事でいろいろあると、それが仕事にも影響し時間が不足します。
　そんな時は、
　「あ～、ゆっくり休みたい」
　なんて事ばかり思うのだけれども、
　休んでしまうと、仕事が完璧に止まります。
　そうすると、それが気になってゆっくり出来なくなります。
　貧乏暇無しを地で行く私です。
　そんな、私がいつも自分に言い聞かせるのは
　「迷わず行けよ、行けば分かるさ、馬鹿野郎！(自分ビンタはしません）」
　の、猪木節です。

　さて話は本題へ、
　今回も
　「いいジャケットに育つんだろうなぁ」
　と思わせてくれるジャケットが出来ました。
　今回のジャケットは通販のお客様です。

　HENDERSON　革：牛渋なめし　チョコ　裏地：身頃が金茶の綿カツラギ　袖が綿ツイルの黒
　肩パテットは内張り、肘パテットは外張り　　ベルトループレス

　HENDERSONはいいですねぇ
　しかも茶色ですから、大人臭が漂う気がします。
　

　肩パテット、最初は凄い迫力ですがウレタンがへたるほど着込むと
　パテット部分の革になんとも言えない皺が入ります。
　

　後姿
　

　そして、肩と肘のパテットの仕様を変えてます。
　

　このような、ちょっとした違いを楽しむカスタムが好きです。
　カスタムは基本的に、よっぽどな事で無い限り可能です。
　私の好奇心をくすぐるカスタムは喜んでしますし
　私が「無駄だよ、それ」と思うカスタムもやります。
　この辺は、人により考え方が違う。というのをちゃんとわきまえてる大人ですので大丈夫です。

　ちなみにカスタムしなくちゃいけないなんて事はありません。
　ノーマルの状態が一番良いと思っているのは本心だったりします。
　でも、今回のジャケットを見ると
　「いいなぁ、コレ！」
　なんて見つめてたりして
　結局、全部いいんですよ。つまり、

fourspeed leathers 須山哲也

　http://www.4speed.co.jp/