ロングウォレット - fourspeedのブログ

小物用の革を使ったウォレットです。
これから長く定番として扱っていきたいと考えてます。

定番を作るのに、使う革をどれにしようか悩みました。

いろいろ縫ってみて

芯まで染めてある革の仕上がりが良いことに気が付きました。

いつもお願いしている革屋さんにお願いしてみました。
思ってた物と違う物が出来てきました。
もう一度お願いしてみました。
やっぱり前と同じでした。

どうしてかと悩み、革について詳しい第3者に聞いてみました。
答えは
「日本のタンナー（革屋さん）は、そういう仕上げをしている所は多分無い」
と言う事でした。
サンプルで使って、良いと思っていた革はアメリカの物だろうと言う事が分かりました。
でも、そのような革を作っているアメリカのタンナーにたどり着くルートがありません。

困っていた所、先ほど話に出てきた第3者が
「これなんか、どう」
と進めてくれる革がありました。

それで作りました。
希望の物ができました。

どう違うか言葉で説明するのは難しいのですが
今まで使っていたサドルレザーなどは、ちょっと乾いた感じがして、針が「ザクザクッ」と
入っていく感じです。

でも、今使っている芯まで染めてある革は「サクサクッ」って針が入っていく感じです。

どちらが良いというのでは無く、
求めていたのは、それだったんです

色はひとまず黒のみです。