持ち込み革ジャンのお直し
「袖丈を8cm短く」との依頼
作り方が私の想定外の事が良くありますのでお直しには大変な緊張感が伴うんです。
まずは、ぐずぐず考えていても結果が見えてくる訳がないので、
とっとと糸を解き、やるしかない状態に自分を陥れます。
8cm短くすると袖口の部品に合わせてカット後に5cmほど細くしないといけないよ
と銀ペンで書き込んであります。
なぜ??????
袖口のファスナーがダブルZIPです。
なぜ???????????
ただ、縫いにくいだけのような気がする。意味無い気がする。
なぜ?????
もしかしてただダブルZIPが好きなだけ?
などという事を、ジャケットに話しかけながら作業は進みます。
なんとか上手く出来ました。
裏側にもなんだか意味の分からないパーツがついていたり
裏地はどうしてこうなってるの?状態の始末がしてあったり。
自分の作り方って頑固すぎるのかもなぁ
なんて思える始末のやり方があったりして、お直しはやっぱり勉強になるなぁと感じます。
しか~し、お直しにはいろんな付属品が不可欠。
でも、いつもの仕入先に1000個単位で発注してたら大変な事になります。
で、オカダヤとかユザワヤとかハンズに行く訳ですが
「たかがこれだけのパーツがこの値段かい!」
って怒りを感じてしまうような値段がついておりまして沢山仕入れる事の大切さを再認識したりします。
でも交通費も時間も使っていますから希望の部材を見つける事が出来た時は(ためらいながらも)購入します。
このように、革製品ならなんでも(ひとまず)修理受け付けます。
バックとかの小物類になると小物担当のK氏に確認しますので可能性は広がります。
でも他社製品は5月以降でお願いします。
弊社商品は3月までの、製品を縫いたく無くなるタイムスポットを利用して治します。
お値段は決して安くはありません。
でも気持ち込めて治します。
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