FOURSPEEDの革ジャンは2001年に発表されました。

2001年に、最初に発表したモデルが、lot:CWJ-01V 　

現在のROAD MASTERの原型となるモデルです。

当時は原宿に事務所を置き、その中で製作しておりました。

ｍade in harajuku の革ジャンなんて世界に誇っていいですよね。
　

現在のモデルとは違い、型紙もヴィンテージの造りを意識していたので
前を広めにして、その分背中を狭く作っております。
あくまでも参考ですが
警察官が威圧感を出す為に、前身頃を大きめに作っていたという話を聞いた事があります。

その為、ゆったりとしたポジションのライディングスタイルにピッタリです。

このジャケットは、ファスナー交換の修理依頼の為私の手元に送られて来た1着です。

今の物とは革の雰囲気も違うし
仕立て方も全く違っていたりします。

もちろん、自分が「良し！」としてアップデートしていったのですが
この頃の思いっきりの良い作り方や、パターンを見ると
これも、いいなぁ～なんて思ったりしてしまいます。

うちの革ジャンは1着1着に顔があります。
大量生産の流れ作業ではなかなかこの顔は作れないでしょう。

皆様も、レザージャケットを愛でて自分の顔に育ててやってください。

FourSpeed LEATHERS 須山哲也　
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