COMMET

　このジャケットの製作時にイメージしていたものは、
　米西海岸の、カスタムビルダーの方達が日常着で着ている
　というものでした。

　そんな方々が
　「いつでも着てるし、バイクもこれで乗っちゃうよぉ～」
　てね、
　そしたら、
　「あるカスタムビルダーの方がこんな感じのを着てましたけどその辺をイメージされてたのですか？」
　と、九州の博多方面から電話がありました。

　その後のメールには1枚の写真が、

　もう、私の最初のイメージそのままですね。
　全く覚えていませんが、たぶん私が何かでカスタムビルダーの方がこんなのを着ている写真を見て
　作りたいと頭の中に残っていたのでしょうね。
　忘れていますのでパクリでは無いと思いますが、どうなんでしょ？

　衿無しは、最初から考えてはいたのです。
　夏に、パンチグレザーで出せばいいんじゃないかって、
　
　しかし、レザーのスペシャリストとも言える
　札幌のGM様と旭川のPOWWOW様には、そんな話をするまでも無く衿レスで、注文を頂きました。

　皆皆様、本当に恐れ入ります。
　私,まだまだ浅いです。
　ということで中身で勝負します。

　このCOMMET,手に入れたその時から実に使える作りだと自負しております。
　
　ちなみに馬革では革が小さくて作れません。
　
　牛革の、渋や混合なめしでつくってもかなり良い感じになるのではないでしょうか。
　

　でも、このために作ったクロームレザーが一番お勧めです。
　なんてったって、このジャケットをイメージして革の柔らかさも厚さも決めたのですから。

　赤のCOMMET欲しくないですか。６～７着まとまれば作れるのですけどねぇ。

　これ(COMMET)、使えるシャツでありジャケットです。

　札幌のGM様に納品です。

　FourSpeed Leathers 須山哲也

　http://www.4speed.co.jp/