fourspeedのブログ

埼玉県川口市で独りレザージャケットを作り続けています。

シングルのポリスマン 「     」さて、呼称をどうしよう。

さて、遅くなりましたがシングルのポリスマンです。
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ポケットの位置、大きさを考え続けておりました、まあこの辺は好みのの問題なんですけどね。

そして、気持ち悪くなるほど考えてた衿の形と付け方です。
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この付け方は初めてです。ずばり好みです。

そして、ウィンドフラップ。
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あえてベルトに使っている3mm厚の牛革を使いました。
初めてのコバ磨き。下手すぎます。
この厚さをここに持ってきたのは
中心にジャケットの芯を作りたいと考えていたからです。
ダブルのジャケットに比べて、どうしてもシングルジャケットは前が軽くなります。
その軽くなるのがシングルの魅力でもあるのですが
ポリスマンの持つ重厚なイメージが他のシングルのようにと共革で作ると消されちゃうよなぁ、
と思い続けておりまして、どうすればいいのだろうかって考え続けておりました。
そりゃ、もう2年考え続けておりました。
結果、こうしてみました。
一番風を受ける前の中心線に芯を作ることによりジャケットの持つ機能も魅力も上がるのでは
ないかと考えております。
5年着たらどうなるか?
楽しみじゃありませんか。

そして、ムートンをつけると
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こうなります。

このジャケット、今まで作ってきた物とちょっと違う所が何箇所かあります。
このちょっと違うと言う事が私にとってとても大変な事でして
型紙から縫製まで何回も間違いを起こしてしまい。
何度も苦しめられました。

まあ、出来たから総て流しましょう。

さて、やっと出来たサンプルですが
来週、雑誌に載せていただく為に貸し出す為。11月の4日以降にならないと帰って来ない予定です。

ちなみに、このサンプルは
牛革渋なめしの黒 裏地は黒のキルティング サイズは38です。

細かいところで何箇所か修正点はありますが
これはほぼ完成形です。

でも、問題があるのです。
馬革で作ったとき、ウィンドフラップどうすんの?
とか
茶色や白で作ってもウィンドフラップは黒なの?
とかですね。

基本的にはこれですね
でも同じ革が良ければそれでも作ります。

話はかわりますが、あ~、お腹すいた。

まあ、そんな所です。

そうそう、日曜日ですが稲妻フェスティバルに行く事になりました。
でも、ブースなんて出してません。
稲妻フェスティバルのポスターを描かれているGAOさんのブースのお手伝いをしています。
そして手伝いをしながら、片隅でこそっと在庫の安売りもしてます。

そんな感じで終わります。

fourspeed leathers 須山哲也

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