CWJ-03Vにムートン付け襟を装着

2003年～2006年頃まで製作していた品番「CWJ-03V]

あの頃は、品名はつけていませんでしたね。

このジャケットは、CWJ-03のファーストサンプル。

中野に工房があった頃に、お客様にお譲りした記憶がありました。

そのお客様が、

「ムートン衿つけて」

と川口まで持って来られました。

2006年頃までのfourspeedは、ヴィンテージの雰囲気を少しでも出そうと躍起になって

型紙も、着やすさよりも形を忠実にするほうに心血をそそいでおりました。

その為、モデルによって型紙が違い同じサイズなのにモデル毎に着用感が異なりました。

ちなみにそれを否定している訳ではありません。

モデル毎にサイズ感が違うという事は、

ホントは、全モデル全サイズの着用サンプルを揃えないといけないじゃないですか。

それは、私みたいに小さい規模でやっていると出来ないんですよね。

で、どうやっていたのか思い出してみました。

しかし、既に記憶にございません良くやってましたよねぇ、ホント。

ちなみにこのモデルは、着丈短め、身幅広め、

そしてとてもメンドクサイ作り方をアチコチに施しております。

そして当時の価格を思い出すと、

「そりゃ、体も壊すわな。」

と、体はでかいくせに倒れまくっていた原宿～中野に工房があった時代をしみじみと思い出します。

そんな思い出深いこのジャケット、ムートンをとり付けて再びお客様の元に送りだしました。


ムートン付けた写真撮るの忘れました。



今回のように以前に製作していたモデルが手元に送られて来ると

ファーストサンプルくらい売らないで取っておけば良かったなぁ

と、

最近は思うのです。

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